ナウキャストは「HRog賃金Now」の募集賃金指数前年比の伸び率縮小についての分析を行いました。
【概要】
- 足もと、HRog賃金Nowの募集賃金総合指数(正社員、月給)の前年同期比の伸び率が縮小しており、厚生労働省が公表している毎月勤労統計調査における一般労働者の所定内給与の前年同月比の伸び率の動きとの間に乖離が生じている。
- 職種別の寄与度を分析した結果、「04_運輸/物流/配送/警備/作業/調査」と「11_販売/接客/サービス」の2つの職種が特に大きな影響を与えていることがわかった。これらの職種における募集賃金の低下が、全体の指数に影響を及ぼしている。
- 最近の募集賃金指数前年比の伸び率縮小は、これまで上昇をけん引してきた職種の伸び率の低下が背景にあり、その要因については職種ごとに区々となっている。引き続き求人需要は全体で見れば強い状態が続いていることにも留意が必要である。
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